ジャズと朗読の夕べ

ジャズバンド「みちしたの音楽」のCD全国発売を記念したライブに、グラス・マーケッツ・佐野真希子がゲストとして出演。豪華なバンドの生演奏をバックに、佐野が短編を朗読。即興で音をのせていくジャズ特有の音楽が、新たな朗読スタイルの可能性を見出し、好評を博しました。

日時:01年12月
場所:北堀画廊(06-6538-0699)

朗読:佐野真希子
音楽:みちしたの音楽 道下克巳(トランペット)

 


初のジャズとのコラボレーション。トランペットの道下さんは、以前から佐野の知り合いで、一緒に何かをやりたいとずっと思っていたんです。それがようやく実現。ゲストに招かれ、とても光栄でした。本当に感激。

ライブは一言で言って、「豪華」。素晴らしい音楽でした。バンドを従えた佐野の朗読は堂々たるもの。そろそろ彼女の本質……女王たる風格が出てきましたね。

さて、ライブ会場の北堀画廊は、広さ的にも丁度良く、しかも料理が美味しい。とてもくつろげます。食事をしながら良い音楽を聴く……まさにライブの醍醐味を味わえるイベントでした。

   

 
 

 
  
 

道下克巳(トランペット・フリューゲルフォーン)
1964年、大阪生まれ。
1988年1月に渡米。Berklee College of Music (Boston MA)に入学し、翌年には同学院の講師、ハ−マン・ジョンソン氏のグループで活動。Boston郊外のライブハウス”Ryles"に出演。帰国後、1992年にバンド「SOMETHING」を結成以来、関西を中心にオリジナル曲だけのステージを展開。他に、中国の上海・内モンゴルでのコンサート、大阪でのストリートパフォーマンスなど活動の範囲を広げる。1995年2月、Bostonにて1枚目のリーダーアルバム「FOR GOOD」を制作。1998年、バンド名を『みちしたの音楽』に変更。ライブハウス、レストランなどでの演奏の他、女性ボーカルとの共演、ファンクバンドとの共演、サイレント映画の生演奏付き上映なども手掛ける。2001年11月、セカンドアルバム『みちしたの音楽』を発表。趣味は猫と落語。