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言葉のブリコラージュ
国立民族学博物館主催の特別展、ブリコラージュ・アート・ナウ 日常の冒険者たち。ブリコラージュ・アートとは、私たちのありふれた日常生活を対象にした表現活動や、その活動の結果として生み出される作品群のこと。民族学者のレヴィ=ストロースのブリコラージュ(未開社会特有の思考法)に由来しているそう。
今回の作品のテーマは「家族」。ブリコラージュということもあり、役者自らがセリフを書き、4人の言葉を交ぜ合わせてみました。関西弁、熊本弁ありの朗読パフォーマンス。
会期: 2005年 3月17日(木)〜 6月 7日(火)
会場: 国立民族学博物館特別展示場
主催: 国立民族学博物館
朗読:佐野真希子・田中文 ほか
音楽:原澤孝之
構成:池田長十
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国立民族学博物館特別展
『きのうよりワクワクしてきた。』
〜ブリコラージュ・アート・ナウ 日常の冒険者たち〜More Happy Every Day |
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(田中文)
ブリコラージュって何のこと? 身のまわりの物でつくる世界のこと。 ありあわせのお惣菜料理みたいなもの。ボタンだけどボタンじゃない。ファスナーだけどファスナーじゃない。物だって、あたえられるままに生きるより、もっと楽しい生き方があるにちがいない。
なーんて素敵な言葉で綴られるこの展示。舞台は家。それぞれの作家さんによって作られた部屋部屋。お風呂場、リビング、キッチン、ダイニング、廊下・・・この中での朗読。
どんな状況のでも朗読を表現できるのが売り、と自負する私らだが、かなり悩んだ。だって、いろいろ絡む要素があり過ぎる!部屋といい、あちこちに展示してあるモノといい、民族博物館といい、ブリコラージュといい。贅沢な悩みを抱えてしまった。
そこで考えた結果、これらに負けてはならんぞ!目立ってなんぼ!の勢いでリリアンを纏い、会場中を闊歩!・・・・・あれっ?!何か違う……。
前夜リハーサル後にこんな現実にぶつかってしまうとは・・・それからミーティング、当日朝からの打ち合わせ。バタバタで久しぶり全員緊張で向えた本番。4回とも見た人は違う意味でウラス・マーケッツを楽しめたかも!?
さて。今回バタバタで緊張しまくった私達の心のオアシスだったのが、展示会場裏の研究室。佐藤先生をはじめとする、スタッフ、作家の皆様、本当にお世話になりました(いや、ご迷惑をおかけしました、と言った方が正しいかも)。
研究室では我家のように寛ぎ(事実、佐藤先生が準備してくださった楽屋には入らず、そこで2日間、机及び空間を占領)、佐藤先生にはビールも御馳走になり、本当に楽しい時間を過ごせました。ありがとうございます!
さあ!そうこうしているうちに次は大阪現代演劇祭!まだまだバタバタは続きます!!
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