朗読とジャズ、第二弾

グラス・マーケッツ・佐野真希子と、ジャズバンド「みちしたの音楽」とのコラボレーション第二弾。短編や現代用語の朗読とスライドを組み合わせ、そこに即興で音楽をのせていくというジャズの持つ即興性を意識したライブ感あふれるイベント。

日時:02年4月26日 PM8:00〜
場所:北堀画廊(06-6538-0699)

朗読:佐野真希子
音楽:みちしたの音楽 道下克巳(トランペット)

 


昨年12月に行ったジャズライブが好評で、今回がその第二弾。有難いことに今回も盛況で、入りきれず、申し訳なくお客さんに帰って頂く、そのような状況でした。折角来て頂いたのに、本当にすみません……。

今回より、スライドが登場。ちょっと視覚的にも楽しめるイベントを……とまぁ、そんな大したものではないんですが、朗読(ミステリもの)の伏線となる文章をスライドで投影する、なんてことをやってみました。

しかし、です。何が大変って、このスライド作成。文字をプリントアウトして、それをカメラで撮影しスライドにしたのですが、これがかなり難儀。何せ、借りたカメラがマニュアルで、しかも佐野はカメラなど無知に等しいものですから、1回目は全て失敗。原因は、光りの入りすぎ。

結局、彼女はカメラ屋に電話をかけ、撮影の仕方を尋ねる、なんてことになり大騒動でした。

まぁ、大変でしたが、スライドって何とも言えない味がありますね。すっかり気に入ってしまいました。多分これから、頻繁にスライドを使うことになりそうな……そんな気がしています。

   

  
  

 
  
 

道下克巳(トランペット・フリューゲルフォーン)
1964年、大阪生まれ。
1988年1月に渡米。Berklee College of Music (Boston MA)に入学し、翌年には同学院の講師、ハ−マン・ジョンソン氏のグループで活動。Boston郊外のライブハウス”Ryles"に出演。帰国後、1992年にバンド「SOMETHING」を結成以来、関西を中心にオリジナル曲だけのステージを展開。他に、中国の上海・内モンゴルでのコンサート、大阪でのストリートパフォーマンスなど活動の範囲を広げる。1995年2月、Bostonにて1枚目のリーダーアルバム「FOR GOOD」を制作。1998年、バンド名を『みちしたの音楽』に変更。ライブハウス、レストランなどでの演奏の他、女性ボーカルとの共演、ファンクバンドとの共演、サイレント映画の生演奏付き上映なども手掛ける。2001年11月、セカンドアルバム『みちしたの音楽』を発表。趣味は猫と落語。