佐野真希子 ジャズライブ。
日時:10年6月26日(土) 20:00〜
場所:JAZZ LIVE CANDY
中山悟士(Tp)、岩崎 恵(P)、芝田 奨(B)、渕 雅隆(Ds)、佐野真希子(Vo)
(佐野真希子より)
梅雨の土曜日。パァーっとアップテンポの曲を中心に選曲。
GuestVocalという形で2部から参加です。
1曲目がビートルズの『Norwegian
Wood』。
今回、意外にも一番歌詞を覚えるのに苦労。。。
なぜなら、シンプルな英語過ぎる!?
やっぱり素敵なメロディーだし、崩さずストレートに歌いたいな、と思って練習してたら、「あ、soが抜けた」「あ、andが抜けた」「あ、thenが、whenが、Iが、、、」と抜けるとメロディーとして「字足らず」といった具合に。
予想外に苦戦しつつ、その緊張感は本番でも漂ってしまったような(笑)
Tpの中山さんに「Norwegian Wood」やろうって言われたとき「ああ、例の有名な曲ね」と歌詞の意味を調べてたら、ええ!?こんな内容やったんかい!とツッコミたくなることいっぱいでした。
そして、タイトルにもある「Norwegian Wood」自体の意味も諸説あるようで。発見もいっぱいでしたね(笑)
2曲目は『Just in time』。
ちょうど良いタイミングで、出会ってしまうんですね。素敵なあなたに。全然イケてないダメダメな毎日だったのに、ちょうといい時にあなたに出会って人生が素晴らしい毎日に変わると言った内容です。
晴れやかにエンディングを歌うことができます(笑)
3曲目は『One note samba』。
アントニオ・カルロス・ジョビンの名曲。元はポルトガル語ですが、今回は英語で。ジョビンが英語に訳したらしい歌詞の方(別のもある)を歌いました。歌詞の内容はと説明を始めるとニュアンスを伝えるのにすごく長くなってしまいそうなのでまた次回にでも。one
noteとあるように一つの音を繰り返しながら進んでいき、サビでメロディが動きます。
朗読に置き換えてみたりして。抑揚ではなく、リズムだけで言葉を積み重ねていって、サビ?というところで抑揚をつけていく。そして曲と同じように、最後はまたone
noteに戻っていく演出もありですよね。
4曲目はコール・ポーターの『Ev'ry
time we say goodbye』。
今回唯一のバラード。いやあ、好きですっ。このメロディ!
歌詞もいいのですが、この曲に関してはメロディ先行でチョイス。ちなみに内容は「さよならをいうときはいつも」本当に悲しいんだということを色々な言い回しで言ってます。ここでは相手は恋人、かな。
出だしは「Ev'ry time we say goodbye」すると「I die a little」。
ってかなり重いですけど(笑)それくらい愛しているのです!
5曲目もコール・ポーターの『I've got
you under my skin』。
ラテンのテイストで。いつか歌いたいと思いながら「3連符いっぱいで言葉の数もぎゅうぎゅう詰め込まれてるし、覚えるの面倒かな。。。」なんて怠惰な理由で歌っていませんでした。しかし!ふと口ずさんでみたらなんと!!全部覚えてました!普段は記憶力の悪さに辟易している私がですっ。そんなにもこの曲好きだったのかとチャレンジ。
内容はというと、私なんてどうせうまくいくわけないし、あきらめなきゃだめだってわかってるけどもう無理〜!!抑えられないこの気持ち!
「I've got you」で「under my skin」?肌の下って?調べてていいなと思った訳が「表に出せない想い」。すごく好きな気持ちが表に出せないという感じがマッチしてていいですね。
6曲目のアンコールがリチャード・ロジャースの『Happy
talk』。
映画「南太平洋」で使われている曲です。タイトル通りハッピーな内容で、すごく可愛い歌詞なんです。
楽しくなるお話しましょ。夜空に浮かんだ月のこと。湖畔に咲いている百合みたい。オモチャみたいな星。枝の間からこっちを見てるよ。。。
楽しい話をしながら打ち上げで美味しいお酒を飲んで、、、と夜は更けていきました。
お越しいただきました皆様どうも本当にありがとうございました!!
趣味で続けているジャズですが、日本語じゃなくても、メロディがあっても、私には全部繋がっているんだな、と最近特に実感しています。
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