

*定員に達しました(2024年5月)


佐野真希子が主宰する朗読ユニット。オリジナルの朗読作品を発表。


佐野真希子が新たに立ち上げた朗読ネットワーク。様々な形で朗読に触れる機会を提供いたします。


朗読ネットワーク「モノクル プロジェクト」のメンバーで構成された朗読ユニット。





確かに日常生活で自分の声を録音して聞く、ビデオで録画して見るなんて機会は少ないと思います。その結果、自分で想像しているよりも「違った」声や表情だと感じるのです。ギャップを埋めるのには自分が思っている「声」や「表情」をまずしっかりと認識して朗読に取り組むことが一番の近道ではないでしょうか。「表現しているつもり」から「伝わる表現」へと変わっていくはずです。
そこでこのレッスンでは、毎回短い作品など5分程度をビデオで記録してみなさんと一緒に確認する作業を組み込んでいきたいと思います。自分の変化していく様子を実感出来ることですので、恥ずかしいと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが是非しっかりと見て、聞いてください。希望の方にはそのデータをDVDとしてお渡しします。
『声を出す』

『作品を読む』
次にさまざまな作品を読んでみます。自分の好きなジャンルのものを読むのももちろんよいのですが、こちらが用意するもの、または、参加者の方が持ってきてくださったものなど、ジャンルにとらわれず、まず声に出してみます。全部同じ読み方じゃ、面白くないですよね。新聞、雑誌、エッセイ、絵本などなど声に出してみて初めて自分の心の中に持っている作品へのイメージを具象化することにもなります。なんとなくではなくはっきりとイメージすることで作品がより深いものになり、朗読も魅力的になるのです。声のトレーニングだけではなくイメージをすることのトレーニングです。
最後に自分らしい声で作品を朗読します。そのときに重要なのは自分がイメージしているように相手に伝わっているのかという点です。どんなにこちらがイメージしていても相手に伝わらなかったらとても寂しいものですから。まずは、日常生活でも自分の声、話し方、他人の声、話し方をじっくり観察してみてください。参加くださる方はこれを参加前の下準備としていただけると幸いです。
