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    朗読教室 受講生による第四回朗読会

今回のテーマは「夏」。バリエーションに富んだそれぞれの「夏」の物語を。

出演者
北山阿梨/末冨喜子/辻あきこ/出島ひろ子/
清野健太郎/中道虎之介/


日時:09年7月25日(土) pm5:00 start
料金:1コイン(500円)
会場:長久堂 地下ホール (北山駅より徒歩6分)
    京都市北区上賀茂畔勝町97-3 tel:075-712-4405
 

イラスト:野島景子
 


(講師 佐野真希子より)

今回はいつもとちょっと会場を変えて、京都北山にある和菓子屋「長久堂」さんの地下にあるホールでの発表会となりました。

広めの会場なのですが意外にみなさん、いつもより緊張していないようにも見えました。 色々な会場でイベントをやって思うのは、明るくてお客さんと距離が近いと私なんか、すごく緊張します。逆に立派なホールでステージに照明があたり、お客さんの顔が見えないと単純に(笑)緊張が和らぎます。 参加者の方はどのように感じているかは分かりませんが、のびのびと朗読しているように思えた朗読会でした。

また、夏ということもあり、折角なのでと参加者の女性から「浴衣、または着物で読んでみたい」という希望が。 結局女性は全員浴衣、または着物で朗読。 これもいい感じで朗読会を盛り上げます。

会場が広いので登場までの距離感も良いんです。女性はしなりしなりとゆっくり歩きながら流れる音楽に気持ちを高めての登場。 背筋もしゃんとし、一呼吸置いて読み始めます。 雰囲気作りも重要です。

あ、女性の話ばかりしてしまいましたが、今回は2名の男性参加者。 やはり、女性の作品のチョイスとは違うところが非常に新鮮で、素敵です!
技術の上達ももちろん嬉しいのですが、一人一人が作品選びから完成まで作り上げた時に自然に「その人らしさ」が聴く人に伝わる朗読となり、イベントとして素晴らしいものになっていくのだと感じます。


   

  
  
  

(写真:ハシモト)